【書評】マーケティングは「嘘」を語れ!―顧客の心をつかむストーリーテリングの極意
2008年4月 9日
マーケティングは「嘘」を語れ!―顧客の心をつかむストーリーテリングの極意
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セス ゴーディン
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 81345
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消費者の世界観に立ったマーケティング
マーケティングが及ぼす社会的影響力について
良書。
「最も優れた物語とは、消費者の世界観に含まれる願いをかなえることを約束するもの」
本文 P184より引用。
人は自分の信じたい物語を信じるのであって、正しい物語を信じるわけではない、ということ。
たとえば、「リサイクル」には余計なコストがかかり、仮に使い捨てのほうが、環境に優しいのだとしても、「エコな人」の価値観にそぐわないその物語は信じてはもらえない。
「フード・マイレージ」ということばがあるように、その食物を運ぶのにどれだけの燃料(石油など)がかかるか、必死に訴える「エコな人」。
けれど、「エコな人」は、自宅からインターネットで、日本全国から無農薬で、おいしい食材をお取り寄せ。
その食材を運ぶトラックの排気ガスが、もし仮に大気を汚染させているのだとしても、その物語として、「エコな人」には受け入れられない。
何が悪い、というわけではない。
そもそも、人々が世界を受け入れる方法として物語があるということ。
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